ちーたんの徒然日記:子宮頸癌ステージ4b+腎ろう生活

抗癌剤治療中。子宮頸癌ステージ4b・腎ろう付の主婦の徒然日記

(54)…人生、思い通りにはいかない。…母の口癖…。

 

 


私の母は82歳。

私の母・・・、母が口癖だった言葉を思い出したf(^_^;)。

 

 

「人生そう思い通りにいくものじゃない。大体うまくいくはずがないのが人生。」

 

「食うに困ることなく、雨風凌ぐ家があって、家族が元気ならそれで十分。」

 

「終わったことを嘆いても仕方ない事、同じ事を繰り返さなければいい…。」

 

 

母の口癖はまだまだある…

 

・「雨にも負けず雪にも夏の暑さにも負けぬ丈夫な身体を持ち欲はなく決して怒らず・・・そういう物に私はなりたい。」・・・と宮沢賢治の詩を暗唱…(-_-;)。

・「辛抱、辛抱、我慢、我慢…、石の上にも三年…。」

・「ローマは一日にしてならず…。」

・「欲張って独り占めしても、ろくなことはないよ、周りにも分けなさい。」

・「自分がされて嫌なことは人にもしてはいけません。人が嫌がることはするな…。」

・「悪銭身に付かず、」

・「勝って兜の緒を締めよ。」

・「起きて半畳、寝て一畳。」

「禍福は糾える縄の如し…。」

・「兄弟は仲良く… 助け合いなさい。」

・「・・・・。」

 

母は、私が普通に調子良い時も、手放しに褒めたり喜ぶのではなく、何処と無く私のテンションを押さえるような言葉をかけていた。

私が失敗した時、つまずきそうになった時、気分がすぐれない時も…同情や寄り添う言葉、励ます言葉はなかった記憶ばかり…。

 

「もう少し、優しくして欲しいな」

「今その言葉?…もう少し違う言葉があるでしょ。」

…って思うけれど、私は母の言葉に意見することなく、横目でじっと聞いていた。

母なりの子育ての仕方?思いやりだったのかもしれない。

 

良い事があってもぬか喜びしたり、天狗になって調子に乗るな。

悪いことが起きたとしても、そう落ち込むな…って。

おかげ様で少々の事ではあまり落ち込まないですよ。

 

癌のステージ4ですけど、母から耳にタコができるぐらいに浴びせられていた言葉、

「人生そう思い通りにいくものじゃない。大体うまくいくはずがないのが人生。」

…にもよるためか私は、

「そっか仕方ない、これも運命。治療で出来ることはしよう。でも、無理はしない。癌に振り回されない、痛み無く自由に動けるこの時間を楽しもう…。」と思ってますよ。

 

母よ、ありがとう。

おかげで変わってますけど、生きていける私になりました。

 

母は…、

「私は、認知症にはならないよ。私の家系に認知症の人は誰一人いないからね。」

…とよく豪語していました。

 

その母は、認知症になり現在施設で暮らしています。

認知症の誘因は50過ぎてからの度重なる引っ越し、環境の変化も大きかったのでは…と思っています。・・・母よ、…ごめんね💦。

母は県外に居て、コロナ騒動もあったため何年も会えていません。

自分の娘が癌になった事を告げても「それは大変ね。」って返事はするけど、話の内容はすぐに忘れるし、家族、子供の事もわからないようになっているって妹からの情報。

まぁ、自分の娘が癌だと知って、心配したり悲しんだりするより、認知症で理解できない状態でよかったのかも。

 

人生、色々とありますが、過去を嘆いても戻ってきません。

明日や未来の保証もありません。

確実にあるのは今、この時だけ。

 

今日、この時間を楽しみましょうね♪。

口角あげてスマイルを作りましょう🎶。

感情が先で表情が後に作られるのではなく、表情を作ることが先で感情が後からついてくるらしいです。

笑顔を作ると後から感情がついてきて、楽しい、嬉しい、可笑しい、幸せ気分になる

脳科学の本?…何かの本にありました。

試してみませんか(^^♪♪。

口角あげてスマイルを作りましょうヽ(^o^)丿♪。

 

では、またね(@^^)/~~~。